猫が同じ部屋に来るのはズバリ、飼い主さんであるあなたと一緒にいることで、とっても安心するからなんです。
猫ってあまり人に懐いたり甘えたりしない、クールな動物というイメージがありますね。
しかし猫によっては、すごく甘えん坊で、飼い主が部屋を移動したら同じ部屋に来る、ということも結構あるんです。
そんな猫の心理や、猫にどうしても同じ部屋に来てほしくない場合はどうしたらいいのかを詳しくご説明します。
猫が同じ部屋に来るのは飼い主のことが大好きだから?
猫が同じ部屋に来るのはなぜかというと、飼い主さんのことが大好きで一緒にいたいからです。
- 飼い主と一緒にいることで安心できる
- 甘えたい、信頼している気持ちの表れ
猫は、クールで人にあんまりこびない、べったり懐かない、という印象が強いですよね。
でも実は、猫の品種や性格によっては、甘えん坊で飼い主の後をついてまわったり、飼い主がいる部屋に来る、という子も案外多いんです。
どちらかというと、メス猫よりもオス猫の方が甘えん坊な子が多いですね。
もちろんメス猫でも、甘えん坊な性格の子だと、同じ部屋に来るということはありますよ。
我が家でもオス猫が一匹いるのですが、やっぱりすごい甘えん坊!
私がいる部屋に来ることも多いし、私の膝の上で眠ったり、体をぴったり付けて眠ることも多いです。
もしあなたの猫ちゃんも同じ部屋に来るのなら、あなたのことが大好きで、信頼しているという証拠。
飼い主としては、とても喜ばしいことなんです。
やっぱり飼い猫には、なついてほしいですもんね。
猫も快適に過ごせる工夫
飼い猫が同じ部屋に来るのなら、快適に過ごせるように環境を整えてあげるといいですよ。
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部屋に猫用ベッドやクッションを置く
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猫がリラックスできる居場所を作る
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鳴いたり体をすり寄せてくる時は、甘えているサイン
猫専用のベッドやクッションなどを、部屋の中に用意しましょう。
猫が同じ部屋に来るだけではなく、近寄ってきて体をすりつけてきたり、ニャーニャー鳴いてくる場合は、甘えているサインです。
たっぷり甘えさせてあげてくださいね!
そうすれば猫も満足するし、飼い主さんとの絆がより深まっていくでしょう。
猫が入ってほしくない部屋の対策は?
飼い猫が後をついてまわるのはうれしいけれど、浴室やキッチンや洗面所など、入ってほしくない部屋もありますよね。
そんな時は、次の対策が有効です。
- ドアをすぐに閉める
- 柵を設置する
例えばキッチンは、火を使う場所だし、猫が食べてはいけない食材も置いてあったりします。
また浴室や洗面所も、浴槽にはいってしまったり、洗濯機に入ってしまったりと、猫にとっては危ない場所なので工夫が必要です。
ドアをすぐに閉める
キッチンや浴室、洗面所などは、飼い主さんのあとに続いて飼い猫がやって来てしまうのは避けたいところ。
普段からドアはきちんと閉めておくのはもちろん、開けてもすぐに閉めるようにしましょう。
柵を設置する
リビングダイニングなど、間取りの問題でキッチンにドアがないこともありますよね。
そんな場合は柵を設置すると良いでしょう。
我が家も、リビングダイニングでキッチンにはドアがない間取りです。
そのため、キッチンとリビングとの間に、ベビー用の柵を設置しておいています。
猫がキッチンに入る心配がないので、とっても安心ですよ。
ドアを開けてしまう場合も柵の設置を
また、ドアがあったとしても、猫がジャンプして自力でドアノブを回し、ドアを開けてしまうこともあります。
その場合も、柵を部屋の内側に設置するなど工夫するとよいでしょう。
まとめ
猫が同じ部屋に来るということは、飼い主さんと一緒の空間にいることが好きで、飼い主さんに甘えたいという気持ちや、一緒にいて安心する、という猫の心理の表れです。
猫が同じ部屋に来る、特に飼い主さんのあとをついてまわるということは、飼い猫からとても信頼されて、甘えられていることなので喜んでいいですよ。
ただし、家の中にはキッチンや洗面所、浴室など、猫が来ると危ない部屋は、柵を設置したりきちんとドアを閉めたりして対策することが大切です。