私たちの日々の生活では、しばしば重さや容量を考える必要があります。
例えば、料理をするときに水を計る際、グラム(g)とccやmlの間でどう変換すれば良いか、疑問に思ったことはありませんか?
結論をいうと、水の場合は「g = cc = ml」です。
この記事では、水の比重が1.0という前提のもと「100ccの水は何グラムで、何mlと同等か?」「10ccや50ccの水はどれほどの重さになるのか?」を解説します。
100ccの水はどれくらいの重さ?何mlか解説
冒頭でお伝えしたように、水の場合は「g = cc = ml」です。
水のような液体の体積「cc」と重さ「g」を変換するには、体積に、1ccあたりの重さを示す密度(比重)g/ccをかけます。
水の場合は、比重が1.0g/cc。
そのため、100ccの水の重さは「100cc × 1.0g/cc = 100g」と計算できます。
水の密度は1なので「g=cc」が成り立ちます。
また、mlは体積の単位であり、ccと同じです。
100ccの水は、100mlと同じことを意味します。
10ccの水は何グラム、何mlになるのか?
10ccの水の重さは10g。10mlです。
10ccの水の重さについても、先ほどと同じように計算してみましょう。
ここでの基準も、1ccの水の重さを示す密度1.0g/ccです。
10cc × 1.0g/cc = 10g
この計算により、10ccの水は10gとなります。
そして、この量をmlで表すと、10ccは10mlに相当します。
50ccの水の重さと容量はどれくらい?
次に、50ccの水がどれほどの重さになるのかを考えてみましょう。
この場合も同様に、1ccの水の重さに相当する密度1.0g/ccを用います。
50cc × 1.0g/cc = 50g
この計算により、50ccの水は50gとなります。
そして、この量をmlで表すと、50ccは50mlに相当します。
まとめ
100ccの水が具体的にどれくらいの重さなのか、気になることがありますよね。
また、レシピを見ると「cc」と書いてあったり「ml」と書いてあったりで、何か違うんじゃないかと思うこともあるでしょう。
この記事では、これらの疑問に対して解説しました。
水の重さを算出する際には、1ccの水が1.0gであるということを覚えておくと便利です。
また、mlは体積の単位であり、ccと同じです。
この基準を用いると、次のような結果が得られます。
水の場合は「g = cc = ml」
ちなみに、水のような液体の密度(比重)は、液体の種類によって異なりますが、おおよその目安としては水と同じくらいだと考えてよいでしょう。
これらを理解することで、日々の生活における計量作業が楽になりますね。