100均(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)で販売されているシュレッダーは、基本的に紙専用です。
クレジットカードのようなプラスチック素材には対応しておらず、無理に使用すると刃やハンドルに負担がかかる可能性があります。
そのため、カード処理には紙用シュレッダーは避け、カード対応の家庭用シュレッダーを使うとよいでしょう。
少量であればハサミで切ってもOKです。
この記事では、100均で見かけるシュレッダーの種類や、カードを処分するときに使えるアイテムを紹介します。
100均で買えるものや家庭で使いやすい小型タイプも取り上げていますので、参考にしてみてくださいね。
100均にクレジットカード対応のシュレッダーはあるの?
使わなくなったカードを処分したいとき、「100均にあるシュレッダーでできるかな?」と思う方もいるかもしれません。
100均(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)で販売されているシュレッダーは、主に紙を細かくカットするタイプです。
レシートやはがきなどの処理には向いていますが、カードのようなプラスチック素材は対象外となっているものがほとんどです。
プラスチックカードを入れてしまうと、刃やハンドルに負担がかかることがあります。そのため、カード用としては使わず、紙専用として使うのが安心です。
カードやCDに対応したタイプを探したい場合は、家電量販店や通販で販売されている「カード対応」や「プラスチック対応」と明記されたシュレッダーを選ぶと良いでしょう。
これらのモデルは、クレジットカードやCDなどの硬い素材にも対応しており、家庭用としてもコンパクトなサイズのものが多く、デスク周りにも置きやすいです。
少量のカードを処分したい場合は、100均で購入できるハサミやカッターでも対応可能です。
カードも細かくできる家庭用シュレッダーの選び方
カードも処理できる家庭用シュレッダーを選ぶ際は、「カード対応」や「プラスチック対応」と記載があるかを確認しましょう。商品パッケージや説明欄に明記されていることが多いので、チェックしておくと安心です。
手動タイプの特徴とおすすめシーン
ハンドルを回してカットする手動式は、電源を使わずに動かせるのが特徴です。コンパクトなサイズが多く、書斎やリビングの棚、机の上などにも置きやすく、静かな環境でも使いやすいです。紙類の処理にも使えるため、書類やメモを整理しながらカードも処理でき、整理整頓をしたい方に向いています。また、持ち運びや収納が簡単なことも魅力で、使用後はすぐに片付けられます。手動なので自分のペースで作業でき、連続してカットする量が少ないときや、夜間の使用でも静かに処理できます。
電動タイプの特徴とおすすめシーン
スイッチを押すだけで動く電動式は、まとめて処理したいときに便利です。カードだけでなく、紙類やホチキス針つきの書類も処理できるモデルが多く、効率的に使えます。連続使用時間やカット方式(ストレートカット・クロスカットなど)を確認すると、作業のしやすさや処理スピードの違いを把握できます。音は手動より大きい場合がありますが、その分速く大量に処理できるのが利点です。また、手を使わずに操作できるため、力をあまり使わずに作業したい方にも向いています。
人気の家庭用コンパクトモデル
たとえば、サンワサプライの手動タイプ「400-PSD010」は、カードやCDのカットに対応しています。小型でデスクの上にも置けるため、限られたスペースでも使いやすいです。電動式の「400-PSD030」は、カードのほかにホチキス針付きの紙も処理できるタイプで、家庭用として便利な設計です。どちらも数千円前後で購入でき、家庭での使用やちょっとしたオフィスでの利用にも適しています。これらのモデルは、紙やカードの整理をまとめて行えるため、作業効率を上げたい方にもおすすめです。
紙用シュレッダーでカードを切るとどうなる?
紙専用のシュレッダーにカードを入れると、刃がかんだりモーターに負担がかかって動かなくなることがあります。場合によっては内部の部品に負荷がかかり、使えなくなることもあります。メーカーで「紙専用」と明記されているものは、カードを入れると保証対象外になるので、カードには紙専用のシュレッダーを使わず、専用の方法で処理するのがベストです。
100均で代用できる?カードの処分に使えるアイテム
「数枚のカードを処分したいだけ」という場合は、100均のアイテムでも対応できます。シュレッダーほど細かくはなりませんが、少しの工夫で処分しやすくなります。
ハサミ・クラフトハサミ
100均で販売されている「シュレッダーハサミ」は、紙の裁断を目的としたものです。そのため、カード類を切るには向いていません。カードを処分したい場合は、刃がしっかりしたハサミを選ぶのがおすすめです。
ダイソーでは「万能ハサミ(500円商品)」や「軽い力で固いものも切れるハサミ」など、厚めの素材にも対応したものがあります。こうした商品を使えば、カードをスムーズにカットできます。
カードをカットするときは、番号や名前の部分を分けて切るなど、少し工夫すると安心です。ICチップや磁気ストライプの部分も別にカットしておくと、より気持ちよく処分できます。
カッター
カードの厚さによっては、カッターを使う方法もあります。無理のない範囲で、扱いやすい道具を選ぶとよいでしょう。
100均アイテムを使ったアイデアまとめ
- カードを半分に切って処分する
- 番号や名前の部分を複数箇所に分けてカットする
- ICチップや磁気ストライプを別に切る
- 刃がしっかりしたハサミを使用する
まとめ
100均のシュレッダーは紙向けが中心で、カードのようなプラスチックには対応していません。もしカードも処理できるタイプを探す場合は、家電量販店や通販で販売されている家庭用モデルをチェックするとよいでしょう。
これらは小型のものからコンパクトタイプまであり、家庭での収納にも困らないサイズ感です。
少しの枚数であれば、100均のハサミやカッターでも十分対応できます。刃の強度を確認しながら番号やチップ部分を分けてカットすると、よりきれいに処理できます。
自分の使いやすい方法を見つけ、無理なく整理や処理を進めてくださいね。